現場に応じた最適解を。対応力こそが、信頼の証。
地質条件、周辺環境、工期、近隣住民への配慮——どの現場も、同じではありません。当社は振動や騒音が問題になりやすい住宅地でも、最適な工法を選択し、トラブルを未然に防ぐ施工を心がけています。土質調査から狭小地での施工まで、どんな現場でも最適解を導き出す対応力。それが、選ばれ続ける理由です。
山留工事
山留工事は、掘削中に地盤の崩壊を防ぐための仮設工事です。土の性質や周辺の建物、地下水位など、現場ごとに異なる条件を見極め、最適な工法で丁寧に施工します。当社では、豊富な実績と技術力を活かし、安全性と効率性を両立。狭小地や特殊条件にも柔軟に対応し、「安心して任せられる山留工事」をご提供しています。
杭抜工事
解体後の地中に残された杭は、次の建築を阻むだけでなく、地盤沈下や安全性にも影響します。私たちの杭抜き工事は、ただ引き抜くだけでなく、地中空間や地質への配慮も徹底。空洞を残さず、土地を次世代に引き継げる状態に整えます。近年需要が高まるこの分野で、アーバンカンパニーは一歩先を行く技術と経験を備えています。
山留壁の紹介
ソイルセメント柱列壁工法
ソイルセメント柱列壁工法は止水の山留法としてよく用いる工法で、地下水の湧く地盤など、比較的深い掘削を行う工事で使います。
現地で掘り出した土とミルクセメントを混ぜて、芯材としてH型の鋼材を入れて山留壁として使用します。
周辺地域に対する影響が少ないと言われています。
シートパイル工法(鋼矢板工法)
シートパイルとは両端に継ぎ手が付いた鋼板で、鋼矢板とも呼ばれており、これを用いる山留工事が「シートパイル工法」です。
コの字型をした鉄製の板を地中に埋めこんでそれをストッパーにして土砂を食い止めます。
一枚の鋼矢板の幅は約300ミリ。1 枚ごとのシートパイルはお互いが緊結(きんけつ)する構造になっています。
湧水などが出る工事現場で使われることが多く
簡単に説明しますと、シートパイル を土中に埋めこむだけで工事が完成しますが、クレーンと人の手で誘導しながら打ちこんでいくため、技術力が必要になります。
山留工事専門業者の高い技術力が必要となります。
親杭横矢板工法
最もオーソドックスな山留工事の方法です。
地中にH型鋼を埋めこみ、その間に人力で横矢板をはめこんでいきます。
どのような工事にも応用できし、費用も比較的安価で済むことが多いです。
ただし、もろい地質であったり土砂の圧力が強すぎたりする場所には不向きです。
また 人の力が必要になる部分が多いので、施工者の技術力の差も出やすいと言われています。
地中連続壁工法
地中連続壁工法とは、別名SMW工法ともいいます。
砂層などもろい地質でしかも湧水が出ているような現場で使う工法です。
地中に壁を作ってしまう工法なので非常に強固になります。
また 掘削時にほとんど人の手が必要ないので、重機でガンガンと堀り進めていけます。
そのため工期の 短縮にもつながります。
しかし、その反面山留を作るまでに時間と費用がかかり、狭い工事現場や費用に余裕がない場合に使えない場合も多いです。
ですが、非常に安全性の高い方法なので、大規模な工事をする場合や、弱い地盤を掘削する際にはこの工法が用いることが多いです。
既存駆体を使う工法
既存の建造物が残っている際にはこれを山留壁として山留工事に利用します。
使う部分だけを解体せずに残し、山留壁として利用するため、山留壁を設置するコスト、工程が削減できます。
既存躯体を使用することで、新しい建築物の耐震性や止水の効果を高めることが可能です。また 既存躯体の撤去にかかる地盤への影響を少なくすることができます。
鋼管矢板工法
大きな径の鋼管を打ち込み山留壁として使用する工法です。
鋼管を打ち込むことで大きな支持率と曲げ剛性が得られます。矢板としてだけではなく、基礎としても使用できます。
外径や管の厚みを自由に選べるので 設計の自由度も高く、
また継ぎ部分にモルタルなどを注入することで止水性も高められます。
杭抜き工事
輪投げ工法について
“輪投げ工法”は、日本全国で最も広く採用されている代表的な杭抜き工法のひとつです。
まず、地中に残った杭の外側に、ケーシングと呼ばれるパイプ状の鋼管をかぶせます。これにより、「地盤」と「杭」の結合を切り離します(業界ではこれを“縁を切る”と呼びます)。
次に、縁を切った杭にワイヤーを取り付け、クレーンでそのまま引き抜きます。
工程は比較的シンプルですが、確実に杭を撤去できる効率的な方法━それが輪投げ工法です。
①杭芯セット
ケーシングの中心を杭芯にあわせてスタンバイします。
②削孔開始
掘削液(水 or ベントナイト水)を送りながら、ケーシングを回転させて掘削します。
※掘削液とは・・・掘削屑の除去、ドリスストリング(掘管)の冷却と潤滑、地表面下圧の調整など、いくつかの役割を果たしています。
③ケーシング引上げ
指定削孔長(地盤や周りの条件によって変わります)まで、掘削したらケーシングを引き上げます。
④ワイヤーセット
ケーシング先端にワイヤーを仕込み、押し上げるカタチで「杭」にワイヤーをセットします。
⑤杭引抜き
杭を引き抜いていきます。
⑥重量のある杭の場合
杭重量が重い場合は、多滑車を複数台使用して引き上げます。
⑦上部杭切断・撤去
杭重量が重く1回で引き上げ出来ないの場合は、杭上部を切断撤去して作業を継続します。
⑧撤去完了
すべての「杭」を撤去して完了となります。
チャッキング工法について
“チャッキング工法”は
地面に残った「杭」にケーシングと呼ばれるパイプ状の鋼管を、杭の外側に被せます。
そうすることによって、「地盤」と「杭」のつながりを切り離します。(業界では”縁を切る”と呼ばれています)
そうすることによって、「地盤」と「杭」のつながりを切り離します。
ここまでは”輪投げ工法”と同じで、
「地盤」と縁を切った「杭」の先端を「チャッキング」して、「杭」の一番深い部分を”キャッチ”(掴んで)押し上げるようなイメージで
そのまま「杭」をケーシング内に入れたまま引き上げます。
ケーシング内に「杭」全体を入れたまま引き上げますので、破損したり、中折れした「杭」も確実に引き抜くことができます。
“チャッキング工法”では、ケーシング先端から充填材を吐出することで、杭孔の最深部からの埋め戻しが可能で、引抜き孔全長にわたって充填材を埋め戻すことができます。
①杭芯セット
ケーシングの中心を杭芯にあわせてスタンバイします。
②掘削開始
掘削を開始します。ケーシングは既存杭の傾斜に沿って追随します。
③-1 水による削孔
掘削時にケーシング先端部から、水を吐出して、ケーシング内外を泥土化させます。
地盤の掘削抵抗を減らし、土砂の供回りによる杭破壊を防ぎます。
③-2 充填材を出しながら削孔
ケーシング先端部から、セメントミルクなどの充填材を吐出させます。
ケーシング内外をソイルセメント化しながら掘削する場合もあります。
④掘削完了・杭先端チャッキング・注入開始
掘削完了後、押圧装置を作動させ既存杭をチャッキングします。
⑤孔口からのオーバーフロー
充填材を吐出しながらケーシングを引き上げます。
管理装置+杭穴からのオーバーフローを見ながら充填材吐出を続けます。
⑥ケーシング引き上げ
ケーシング引き上げ速度などは、管理装置により一貫管理します。
⑦杭抜き工事完了
ケーシング引き上げにより、既存杭撤去と埋戻しが完了します。